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ザ・スナイパー

The Contract
☆☆★
2006年 アメリカ
原題:The Contract


ワシントン州の田舎町の山奥を舞台に
仲直りキャンプ中の父子が護送中の暗殺者と鉢合わせて逃亡する
サバイバル・アクションなおはなし。
------------------


原題の意味は「契約」であります。
なんかどういう基準で邦題をつけてるんだか謎ですが…

モーガン・フリーマン繋がりで観たというか、
モーガン・フリーマンが出ていなければ手に取ることもなかった映画というか。
そんな感じで観たわけですが、
残念ながらモーガン・フリーマン以外には
見どころのない映画でした(^^;

特典映像でメイキングなんかも入ってて、
頑張って作ったんだろうなーというのはよくわかるんですが、
いわゆる凡百の大量生産型のハリウッド娯楽映画の粋を出ていないといいますか。
やまなし・おちなし・いみなし、と、関係ないですけど、そんな言葉が頭に浮かびました。
同じ単純娯楽映画でも、
なんかこの映画みたいなめりけん臭さのたっぷりなお話運びって、
どうも最近、微妙に拒否反応が出てきているかも知れない。

モーガン・フリーマンや
他の出ている人が好きならどうぞ、って感じでしょうか。
(あ、あと一応子役のジェイミー・アンダーソンという奴はそこそこ良かった。)
90分ちょいでさくっと観れるので、その点はまだ良かったですね。


以下一応ネタバレで↓


・なんかこう、この父親像。
このめりけん型父親像ってやつが、もうダメだわ。全然受け付けません。
とりあえず子供の前でそんな風に銃を人に向けるなよ、と。
もちろん、めりけんの常識としては、
悪い奴相手に銃で自分や家族(笑)を守るのは当たり前。
悪人に人権なんてないんです。奴らは獣と同じ!
てな感じで、違和感はぜんぜんないんでしょうね。

その辺、理解はできるんですけど、どうにも鼻について仕方がない。


・しかもなんというか、観ている側の俯瞰的な視点からすると、
結局この父親のくだらん正義感のおかげで
被害は拡大している一方なわけで。
コイツが最初から素直にその場を離れておけば
森林警備の人だって死ななかったし、ヘリコプターのパイロットも死ななかったし、
登山中のカップルだってまきこまれなかったわけですよ。

・どうもその辺がきちんと突っ込まれていないというか、
こう、「テロリズムには断固屈しないぞ!」みたいな、
そういうめりけんちっくな考え方が、どうも私には合わないようです。
(もっと、反発する動機がずっと個人的なものから来ていれば、共感も出来るんですが、
奴らは中途半端にソレを公的なものにすり替えようとするから気に入らないのです。)

・モーガン・フリーマンは良かったが、
しかしそんな父親にずっと引っ張りまわされっぱなしということで
役柄的にはほとんどいいところもなかったしなぁ…

・最後、あんな風に「あいつらに手を出したら許さんもんね」とか
黒幕のねーちゃんを脅すのも、なんだか蛇足だよなーという感じだ。
(むしろ自分を消そうとした報復として、奴を始末するべきだろ、と。)

・そしてプロの暗殺部隊のはずのみなさんが、
たかが警官上がりの体育教師に
次々と一網打尽にされていくというショボさに失笑。
そりゃね~だろ~(^^;

・最後に結局暗殺は遂行されてしまったというイヤ~なニュースが流れ、
結局この父子のやったことってムダだったのねということが思い知らされ
なんだかなーという気持ちのままスタッフロールとなったのでした。
とほほ。

・しかもちゃっかりあの女とくっついてるところまで
見事にテンプレを外れてないし…(笑)
邪魔者消去、てな感じに殺された彼氏がかわいそうだ。
(モーガン・フリーマンにまで「君とあの男は不釣合いだ」とか言われてるし(笑))

theme : 映画感想
genre : 映画

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exciteブログの使いづらさにうんざりしてきたので引っ越しました。述べられている感想はあくまで私まんぼの極私的・個人的な感性に基づくものであり、作品の絶対的な評価というわけではありません…ということを一応断っておきます。

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