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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂


☆☆☆☆
2010年 アメリカ
原題:Prince of Persia: The Sands of Time


『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、多数のメガヒット作を手掛ける製作者ジェリー・ブラッカイマーが、米国発の人気ゲームを映画化。6世紀、ペルシャの王子と王妃が、世界を征服することが出来る“時間の砂“を巡って戦いと冒険を繰り広げるファンタジー・アドベンチャー。
(あらすじ引用)
----------------


そういや普通にスルーしてたけど、
「Sands of Time」って普通に訳語「時の砂」でいいのでは…?(汗

というわけで同名のゲームの映像化…というより、
ゲームそのものとは直接的なつながりはないそうで、
原作漫画ドラゴンボール → 実写映画版ドラゴンボールみたいな関係か。
…と表現するとなぜかすごくガッカリ感が漂いますが、この映画の内容とは関係はありません。

てな具合に、内容としては
ペルシャ帝国(っぽい帝国)を舞台にした仮想古装劇というかんじ。
歴史物と違って「仮想」なので、こういう時すごく自由に物語を作れるよなぁ、というのを
今回つくづく実感しました。
お約束といえばお約束な話なんですけど、
なんだろう、なんかすごく心地良い。
どうも現実の歴史の中に存在するいろいろなやるせなさというか。
そういうのに鬱屈としたものを常日頃、溜め込んでいる自分としては
この仮想古装活劇がとても楽しかったです。

アクションもなかなかの見ごたえでした。
主役のダスタン役のジェイク・ギレンホールは
メイキングでスタントなしでアクションやったと言ってましたが、
それも臨場感を底上げしていたかも。
あと目玉ギミックである「時の砂」なんかも、またいかにもゲーム的で、
アイデア的にも視覚効果的にも面白いです。


そんなわけで、
あんまり期待しないで観た分、予想外に楽しめたといったところでしょうか。
そつがなく作られており、よかった。
やや過大評価ぎみかも知れませんが、どうもこういうのは
その時々の自分の精神状況その他いろいろによってだいぶ上下するかも知れませんね。


以下ネタバレ込みで↓







・ディズニーらしい
ひねた言い方をすればぬるいラストではありますが、
めでたしめでたしでよかった。

というのも、途中で人が死にまくったからな…
なまじおはなしがオーソドックスなので感情移入しやすく、
そのために、これで最後にダスタンが残って
お前が真のペルシャの王子だ、王位を継げ…とかだったら
だいぶ後に引きずるところだった。
最後にヒロインが落ちるところあたりまでくると
これはリセットがなんとかかかりそうだ、とようやく安心できるわけですが、
兄弟とか黒人戦士とかは普通に死んだまま終わってもおかしくないプロットだもんね(^^;

・砂のリミット制限はもう少しわかりやすくしたほうがよかったような…
(なんでそこでそれ使わんの?というツッコミを防ぐために)

・いちゃいちゃしてないで
とっととやることやりなさいという突っ込み。

・ゲームな動きは
見てて楽しかったので良し。
ダスタンの軽功高手っぷりも痛快。

・予定調和、
お約束の気持ちよさ。
ネタバレ抜きのところにも書いたけど、
やっぱ「歴史if」ものに求めるのってこういうのなんですよね。
いろいろやるせないことというのはもう実際の歴史だけでじゅうぶんだ、と。

・一周して戻ったら哥哥們がずいぶん聞き分けよくなったなぁというのは
言ってはいけないところだ。

・あとクライマックスでダスタンが戻れたというのは…
そこに戻りたいとずっと思っていたからか。

・ここまでやったんならニザム叔叔も最後改心してくれてもよかったと思うが(笑)
その辺はギリギリのラインだったか…
まぁベン・キングスレーを堪能できたので、その点については良かった。

・ツンデレ嘘つきヒロインとか、ちゃっかり商人とか
その寡黙な義に熱いボディーガードとか、兄貴たちとか、
キャラクターも類型的ではあるんだけど、
やっぱりここでもきっちりそれぞれのやることやってるので、印象に残るというか、
予定調和の気持ちよさに貢献しているというか。


・まあしかしディズニー資本だと
実にお金をぜいたくにたくさん使っていて
見ごたえがありますね~。
兵士なんかもあれCGじゃなくてエキストラだそうで(^^;

・日本語字幕は相変わらずの林完治クオリティ。
「意味・内容は伝える」けど「ニュアンスはばっさり殺ぎ落とし」なんだよなぁ。
しかもいつも書いてるけど、コイツはそれを居直って確信犯的にやっているから始末が悪い。
もうちょっといろいろ考えて、ニュアンスカットを最小限にした日本語字幕を…とかは
はなからやろうとしないところが私がこの人を嫌いなところです。
はぁ、やれやれ。

 

theme : DVDで見た映画
genre : 映画

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『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』お薦め映画

灼熱の大地での爽快なアクション、古代ペルシャのエキゾチックな雰囲気、恐ろしい黒魔術、タイムスリップ、お家騒動、複雑な家族愛、恋、運命、戦争と平和、さまざまな要素をてんこ盛りにしたファンタジー。夢のある明快なストーリーのお薦めエンタテインメント作品だ。

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exciteブログの使いづらさにうんざりしてきたので引っ越しました。述べられている感想はあくまで私まんぼの極私的・個人的な感性に基づくものであり、作品の絶対的な評価というわけではありません…ということを一応断っておきます。

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