スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウルフマン


☆☆☆
2010年 アメリカ
原題:The Wolfman


1981年、英国。高名な舞台俳優のローレンス・タルボットは、25年ぶりに生家のタルボット城に帰ってきた。弟ベンが行方不明になったことを、弟の婚約者であるグエンの手紙で知らされたからだ。しかし、城へ足を踏み入れたローレンスを待ちうけていたのは、母の死をきっかけに疎遠になった父のジョンの冷たい出迎えと無残に肉を削がれたベンの遺体だった・・・
(あらすじ引用)
----------------------


おはなしとしては、ものすごくオーソドックスだなと思ったら
これリメイクだったんですね。納得。

もともとアンソニー・ホプキンスに引かれて観たんですけど、
その点では期待通りの出来でした。
逆に主演のベニチオ・デル・トロにあまり思い入れがない自分としては、
アンソニー・ホプキンスが強力すぎて
だいぶ存在感喰われてた感がなきにしもあらずでしたが(笑)
しかしこの人も良い爺になったもんだ。
この淡々とした喋りが聞いてて耳に心地良いんだなぁ。

というわけでアンソニー・ホプキンスは良かったけど
(あとアクションもスピーディーで良かったよ。)、
主人公のほうはちょっと感情移入しづらくて今ひとつというか
ありていにいうと雰囲気映画であったな、と。
19世紀イギリスの片田舎という
なんともおどろおどろした空気というのは全編通して感じられますので、
楽しかったといえば楽しい映画でした。


以下ネタバレ込みで↓

 






・冒頭からしていきなり電車の中で親切なおじいさんが出てきてわくわく。
しかし結局このおじいさんは意味ありげなワリに、なんだったのか…
仕込み杖がのちのち何かやるのかと思ったら何もなかったし(^^;

・ベニチオデルトロって、なんとなく趙文卓っぽい。
静止画で見比べるとぜんぜん違う顔なんですけど、
眉毛の太さとか、上目づかいの視線をやる時とか
ニヤリ(というかにっこり?)とした時の表情とか。
趙文卓が中国人っぽくない顔ってのと
ベニチオデルトロがアメリカ人っぽくない顔ってのと、両方だろうけど(笑)

・ローレンスって、けっきょくオトンの言うことぜんぜん聞かないんだよな。
「出歩くな」っつってるのに出歩いて噛まれるし
刑事が聞き込みに来た時もオトンに反発して立場悪くしてるし。
なので、いろいろあったけど
基本的にローレンスの自業自得じゃね?という感じが
観ている自分の中に常につきまとってしまっていた。

まぁもちろんローレンスがそのようにオトンに反発するようになってしまったというのは、
幼い頃に母親が殺された場面を観てしまったからというのがあるわけで、
その辺まで業を辿っていくと、コイツが悪いわけじゃないということになるんだろうけどね。

しかし中の人パワーでオトンのほうにだいぶ肩入れしてしまっていたので
なおさらそのように感じてしまったのであった。

・やはり基本的に、こういったちょっとイカレた爺が欲望のままに大暴れする…というノリが
個人的に大好きなようです。
なので、仕方がない。

・確かに、時代的にそういう迷信深い頃なんだよね。
村人が魔女狩りとかのノリで団結しだして、結構コワイし嫌な感じ。

・最初の獣化のとき、ローレンスは地下に閉じ込められたのかと思ったんだけど
なぜかいつの間にか地上に出ていたのはなんだったんだか…
壁が崩れていたのか、
それともぜんぶオトンの計算済み??

・精神病院といいつつやってることはどう見ても拷問というのは、
まあこれも時代だなw

・志村ー! うしろうしろ!
と突っ込まずにはおれない学会発表の場面。

・ローレンスはオトン殺すとやたら息巻いていたけど、
母ちゃん殺した件については不可抗力ではないだろうか…
まあベン殺しについてはアレだけど(^^;
エディプスコンプレックスものだから
こういう流れになるというのはわかるんだけどね。
でもやっぱいちいち引っかかってローレンス側にあまり感情移入しなくなるというか…

・というよりむしろオトンとしては
奥さん殺しちゃった時点で死んでしまっていて、
ローレンスが成長したら自分を殺してもらおうとしていたということでもあったのか?
(いや、でもラストシークエンスを見る限りではそうとも思えんよな^^;)

・こらこらw
四十九日もあけないうちからあんたらはw
(いやまぁ結婚してたわけじゃなくて婚約ってだけだから、いいのかも知れんが…)

・狼男、これだけハイスペックを発揮しておきながら火に弱いんかい(^^;
オトンが最後あまりにもあっさりとやられてしまったのにガクッと来てしまった。
やっぱ決着のつけ方って大事だな…

・ローレンスを助けるとかいって城にやってきたナオンは
なぜまたわざわざ満月の夜にやってきますか。

・森の中をさまよってて崖が来たら
ついジャンプを期待してしまうという因果な習性…
いや、まぁでもこの終わり方だと
むしろ二人で崖から心中ジャンプしてたほうが
ずっときれいにまとまった気もするけどw

・というわけで結局銃を撃つんかい、という…
なんか気合入れてはるばるロンドンからやってきた割に、
え? 解放ってそういうことだったの?みたいな。
それ以前に獣化してるローレンス見たら速攻で逃げ出してるし…
う~ん、なんだかなぁ。
まぁ最後は覚悟決めてやったわけで、
そこまでの通過儀礼的な描写といえばそうなのかも知れんが…

・で、結局そういや刑事さんは噛まれていたってことなんだよな?
それで最後のアオーンというのは、まぁお約束みたいな終わり方なので良しとしておきますか…
というか改めて思ったけど、
例の仕込み杖、あれって手にした人は狼男になるっていう暗喩みたいなものだったのか?
(あとすごい今さらだけど、この刑事さんエージェントスミスだったのね。)

 

theme : DVDで見た映画
genre : 映画

comment

Secret

プロフィール

Manbo

Author:Manbo
exciteブログの使いづらさにうんざりしてきたので引っ越しました。述べられている感想はあくまで私まんぼの極私的・個人的な感性に基づくものであり、作品の絶対的な評価というわけではありません…ということを一応断っておきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。